フェリーで寝るんは才能が要るって思い知った朝。
エンジン音と振動のダブルパンチでちっとも寝れんかったです。前日は一番電車で眠たかったはずなのに、、、ともあれ朝6時に大島について、隣の利島(としま)を過ぎたら新島。その次が目的の式根島。
んが、新島には理容師仲間の沖君が住んでるんです。今回の式根島行きに際して、フェリーや飛行機、宿泊場所や島内ロケ場所など、事前に相談に乗ってもらっていました。新島と式根島は連絡船だと10分なんで、彼は小学校の頃は毎週行き来してたんだって。
新島港で停泊中に、「もしかして顔見に来てくれてたりして、、、」的に見下ろしてみたけど、そりゃまぁ、居てるわけないか。。。
てことで出港!9:05式根島港到着!!!
「え?え!まじ!?」
なんと沖君がそこに!一番の連絡船で先回りして待っててくれたのでした!びっくりー!
しかも、地元のカメラマンを従えて。
「どうしたん!びっくりするやんかー!」
「自転車も手配しといたよ!」
「うわわぁ。何から何までありがとう!これ、キョウトノヤツボシ」
さっそく、ロケ写開始。
これって、土地勘が無いと手探りで探すんで、なかなか目的地が分からないわけなんですが、なんと沖君はこの作品を事前に観て、当該箇所を特定しててくれたのでした!うわぁ、もう、なにからなにまですいませんほんま。
お弁当ポイントも押さえててくれて、最高のロケーションで腹ごしらえ。
二時からは、島の観光協会の人に面談の機会まで組んでくれてました。この方も寅さんファンで、笑いの絶えない1時間でした。
沖君が新島へ帰って、ぼくは宿へ。当時、渥美清さんが泊まられてた「菊水旅館」。窓からすぐ海が見える立地で、しかも二階の角部屋は同じお部屋なんです。昨日の睡眠不足をとりかえすぜ!明日は一番の連絡船で新島だ!沖君、明日もよろしく!